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【2018ソーシャルプロダクツアワード大賞】チエモクさんのマイナスを超プラスに変えた取り組み

こんにちは、代表の緒方です。

突然ですが、ソーシャルプロダクツというものをご存知ですか。
ソーシャルプロダクツとは、以下のようなものを指します。

定義
ソーシャルプロダクツとは、企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えて作りだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するものである。

引用:http://www.apsp.or.jp/about_sp/

毎年このソーシャルプロダクツの普及・推進を目的に設けられた日本で初めての表彰(推奨)制度である、
ソーシャルプロダクツ・アワードというものがあります。
ソーシャルプロダクツ・アワードでは、以下のように社会性・機能性・デザイン性・商品が生産される背景も評価されます。

ソーシャルプロダクツ・アワードの特徴

1.「社会性」として、環境だけでなく人(社会的弱者)や社会(地域、伝統)への配慮も評価
2.「社会性」のみならず、品質や機能、デザインといった「商品性」も評価
3.「社会性」「商品性」に加えて、商品・サービスに付随する「ストーリー・仕組み」も評価
4. 有識者のみならず一般生活者も審査に参加

出典:http://www.apsp.or.jp/spa/

私も2018ソーシャルプロダクツ・アワードの生活者審査員として審査に参加させていただきました。
会場では厳選された、特に機能性・デザイン性・社会貢献面で優れたものばかりが並んでいました。
審査では実際に手に取ったり、試食・試飲しながら、多数の評価項目を記載していき、審査をさせていただきました。

本日はそのソーシャルプロダクツ・アワード(2018)の大賞受賞者である、チエモク株式会社の代表 三島千枝さんの講演会が東京で行われるとのことで、お話を聞きにいきました。

チエモクさんは、ソーシャルプロダクツへの申し込みが今回初めてにも関わらず、対象を受賞したそうです。
受賞した商品の詳細はこちらのソーシャルプロダクツ普及推進協会のサイトをご覧ください。


出典:https://chiemoku.com/?mode=grp&gid=1654079

チエモクさんはマイナスをプラスに変える取り組みを熱心にされていて、経営面でもとても参考になりましたので、このブログでもご紹介させていただくことにしました。

それではチエモクさんの取り組みをご紹介したいと思います。


チエモクさん流、マイナスをプラスに変える画期的な取り組み

①木の器の機能面における問題点を大きく改善

木の器について、機能面で以下のような問題をよく耳にします。

木の食器の問題点

  • 木はお手入れ大変で使いにくい
  • 剥げてきたらオイルで拭き上げしてあげないといけないの?

しかし一方で、以下のような優れた機能面もあります。

木の食器の良い点

  • 触ってるだけで気持ちいい
  • 落としても割れない
  • 熱が伝わりにくい

つまり一部の問題点さえ改善されれば、良いことばかりの器といえます。

器の塗装をガラスコートへ

通常木の器はポリウレタン樹脂塗装が一般的ですが、チエモクさんの食器は、ガラスコートにすることにしたそうです。
ガラスコートにすることで、

  • 色移りしない
  • お手入れ簡単

になるそうです。
これにより、割れない・温かみのある・しかも、使いやすくなった食器が誕生しました。

②今まで使われなかった樹種の木材を進んで利用

木材にも人気の樹種とそうでない樹種があります。
しかも人気がある樹種は、他の人気の樹種は100年以上経ってから使えるものばかりで、食器を作るために100年以上待たないといけないものばかり…。

そこでチエモクさんは、

人気がなくて成長するのが早い材を使うことにしたそうです。
その樹種は「ハンノキ」です。
食器を作る上で、ある程度厚みが必要なので、早く成長する材を使えればかなり助かるとのことで使ってみたそうです。
削ってみたら、食器を作れると確信し使うことにしたそうです。
「人気がない樹種だから使わない」のではなく、食器を作るためにこれまで安く買われていた樹種をむしろ商品を作る上でメインに扱う樹種としたそうです。

 

この商品のちょっとした裏話

ここではチエモクさんの看板商品である食器に顔が書いてある器の誕生秘話をお話しします。
最初にこの商品を作ったとき、周囲は男性ばかりだったので「食器に顔!?」と驚かれたそうです。
(良い意味ではなく悪い意味で)
それまで食器に顔をつける作家などいなかったらしく、大変驚かれたそうです。
しかし女性に見せたときの反応は、「かわいい!」と好評だったそう。
そしてこの商品は世に出て、ソーシャルプロダクツアワードの大賞を取るまでになりました。
このエピソードから、「自分の周りが何と言おうと、自分の周りなんて狭い範囲でしかないから、
自分が良いと思ったことを実行するべきなんだ」と私は感じました。

 

最後に

LIMONEが運営する、Ethical Giftでは「実際に運営側が半年以上使ったもの」に限定して掲載の判断を行うため、まだ購入したことがないチエモクさんの商品の掲載はまだ先になってしまうのですが、今後購入して半年以上使ったのち、掲載させていただければと考えております。

 

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